お茶の木のこと 

お茶の木は、ツバキ科の永年性の常緑樹で、
東南アジアが原産地です。
 
昔は成木から種子を取って発芽させていましたが
発芽や生育が均一になりにくく、
雑種化しやすいなどの欠点があるので、

現在は、苗木を購入したり、挿し木による改植を行っています。
 
挿し木をしてから2年で苗木になり、
肥料をやったり、剪定をしたり、
手間ひまをかけて3~4年程しっかり育てると、
いよいよ摘み取りができる成木になります。

この間、我が家では年に春・秋に茶摘みをします。

春に煎茶を作り、秋に番茶を作っています。

夏に和紅茶作りにも挑戦しています。


乗用茶摘機や二人用茶摘機を使って茶摘みをしています。

冬は、茶畑の周りの里山の手入れをしています。

商品イメージ1

 


お茶の木は、寒さが苦手

お茶はもともと亜熱帯性の作物なので、
低温に弱く乾燥を嫌います。
そこで、うねには敷きわらを敷いて、
土壌の凍結と同時に雑草の発生を防止します。
   
茶の木の気象災害でもっとも深刻なのが、
霜などによる寒害です。
 
収穫量を大きく左右するばかりでなく、
お茶の品質を著しく低下させてしまうからです。

当園では、霜害対策として防霜ファンを設置しています。
      
霜が降りる時、地上9メートル位の気温は
茶株のあたりより4~5度も高いため、
この温かい空気をファンを使って吹き下ろし、
茶の株を霜から守ってくれます。

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ちいさな苗木を植えて、
大きく育つまで、数えきれないほどの
手間と、苦労と、時間がかかります。

長い年月をかけて育ててきたお茶の樹を、
大切に守り育てています。